運送業の模擬監査(巡回指導対応・監査対応)
運送業(一般貨物自動車運送事業)を行っている方の中には巡回指導や監査についてのこのような不安やお悩みをお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
- 作成している運転日報(乗務記録)や点呼記録簿、乗務員教育記録簿などの作成・保存方法は適切なのだろうか
- 知らないうちに法令違反をしていないだろうか
- 許認可の状況が実態と矛盾していないだろうか
- 取引先や親会社から法令遵守体制について指摘を受けてしまったが何から対応していいのかわからない
- 巡回指導の判定を総合評価を上げたい
- Gマーク認定の取得・更新をしたい
- 交通事故防止のため、乗務員教育の質を上げたい
トラック運送業を行っている事業者様の中にはこのようなご不安やお悩みをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
とはいえ、運送業を取り巻く法規制は年を重ねることに厳しくなってきていて、法規制が厳しくなることで巡回指導や監査において厳しい評価を受ける事業者様も増えてきています。
これまで巡回指導や監査対応は、自社で対応されている運送会社様が多かったですが、ベテラン運行管理者の退職や深刻な人手不足の影響で、自社での対応が難しくなってきています。
さらに貨物自動車運送事業法令の法改正が頻繁に行われていることもあり、最新の運行管理ルールを把握するのが難しくなってきているのではないでしょうか。
なお、監査や巡回指導の具体的な内容については「監査と巡回指導への対応について」をご参照ください。
運送業専門としている行政書士法人の模擬監査
運送業の許認可法務を専門としている行政書士法人シグマでは、巡回指導や監査にご不安のお持ちのトラック運送会社様を対象に、現状のコンプライアンス体制整備を確認するための模擬監査サービスを提供しています。
運送事業者様の営業所や車庫に伺って行う模擬監査は、法規制(レギュレーション)の国家資格者である行政書士が実施いたします。許認可法務の観点から、運送事業者様のコンプライアンス体制の現状把握ができるのが行政書士法人シグマが提供する模擬監査の特徴です。
模擬監査の料金
模擬監査費用は模擬監査を行う営業所の数や、営業所に所属している乗務員数によって変動いたします。
業務 | 料金 | 備考 |
模擬監査(一般貨物自動車運送事業) | 220,000円~(税込) | 1営業所あたり、配置している車両が29台以下の場合が基準となります。その他総合的に事情を考慮し、個別にお見積りをいたします。 |
※交通費や宿泊費の実費は別途申し受けます。
模擬監査の流れ
- お問合せ(メールまたはお電話)
- ご面談(対面またはZoom)
- お見積
- 正式なご依頼・費用のご入金
- 関連帳票類のご準備
- 模擬監査
- 模擬監査結果の報告
模擬監査後のアドバイザリーサービス
模擬監査が終了いたしましたら改善項目をお伝えし、運送事業者様にて模擬監査での指摘事項の改善を進めていただきます。
自社のみで改善対応が難しかったり、定期的な確認を希望される運送事業者様には、コンプライアンス体制整備に伴走するアドバイザリーサービスも提供しております。
このアドバイザリーサービスは、1年更新の顧問契約の形態で対応しております。顧問契約の主な内容は以下のとおりです。
運転日報、点呼記録簿、乗務員記録簿などの法定帳票類に関する記載方法の確認 | ◯ |
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その他法令順守体制の確認 | ◯ |
一般貨物自動車運送事業許可の維持・管理に関するご相談 | ◯ |
事業報告書の作成・提出代行 | 〇 |
事業実績報告書の作成・提出代行 | 〇 |
定期報告手続き以外の運送業の許認可手続き代行報酬の割引(10%割引) | ◯ |
模擬監査後のアドバイザリーサービス料金のご案内
模擬監査終了後のアドバイザリーサービス(顧問契約)の料金はこちらとなっております。料金(顧問料)は営業所の数や車両台数によって変動いたします。
業務 | 料金(税込/1月あたり) |
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アドバイザリーサービス(顧問契約/1年更新) | 77,000円~ |
Gマーク認定の取得・更新と模擬監査
貨物運送事業者の格付けとしてGマーク認定があります。
Gマーク認定は貨物自動車運送事業者の安全性を評価・認定する制度です。
これらの格付け制度の申請は、毎年指定された期間に申請書類を提出する必要があり、申請期間直前に準備しようとすると間に合わない場合があります。
また、Gマーク認定は一度取得したら終わりではなく有効期間があり、更新の申請手続きが必要になってきます。
そして、Gマーク認定では、行政処分の実績が評価項目となっており、営業所での行政処分の累積点数が20点以上の場合は0点、20点未満の場合は20点から累積点数を控除した得点を加点されます。
したがって、法令遵守体制が構築されていない営業所は、取得申請のテーブルの上にのることすらできないのです。
法令順守体制の構築・維持をしながら、Gマーク認定を取得し、それを維持を目指したいという事業者様にも、模擬監査をご活用いただいております。
よくある質問(Q&A)
Q1. 行政書士法人シグマが提供している模擬監査の特徴を教えてください。
A1. 運送業の許認可法務に10年以上従事し、法令や手続きについて熟知した行政書士が、実際に営業所を訪問して帳票類の確認を行うことが特徴です。
これまで対応した運送事業者様からは、どうすればいいかわからなかったことが明確になったという高い評価をいただいております。
Q2. 巡回指導日まで日数がないのですが、模擬監査をお願いできますか?
A2. 模擬監査を担当する行政書士のスケジュールがあいていれば対応できますが、先約がある場合など、対応できない場合もございます。
Q3. オンラインで模擬監査を行えますか?
A3. 行政書士法人シグマが提供している模擬監査は、高い精度を維持するため実際に営業所を訪問して行っていますので、オンラインでの模擬監査は承っておりません。
Q4. 模擬監査はどのくらいの時間がかかりますか?
A4. 模擬監査の所要時間は、半日から1日を見込んでおります。会社の規模や車両の台数などによっては、より時間がかかることもあります。
Q5. 模擬監査は土日祝日に行うことはできますか?
A5. 担当行政書士のスケジュールがあいていれば、土日祝日でも承っております。
Q6. 営業所が複数ある場合でも対応してもらえますか?
A6. 営業所が複数ある運送事業者様の模擬監査も対応しています。
なお、点呼や乗務員への安全教育など、法令で実施義務を課されている事項を全く行っていない運送会社様からのご依頼は、お引き受けすることはできかねます。
また、帳票類の偽造を指示される運送会社様からのご依頼は一切お断りしております。
メールでのお問い合わせは24時間受け付けております。なお、報酬額のお見積もりは、面談(対面もしくはオンライン)にて詳しいお話をお聞きしてからのご提示となりますので、ご了承ください。
お問い合わせには、必ず2営業日以内に返信しております。返信が届かない場合には、
- ご入力いただいたメールアドレスが間違っている
- 返信メールが迷惑メールフォルダ等に振り分けられている
- 返信メールが受信できない設定になっている
といった原因が考えられます。メールが届かない場合には、上記をご確認いただいたうえ、お手数ですが再度メールフォームよりお問い合わせください。
※We are very sorry, but we are available only in Japanese language.