上西先生の事故防止セミナーに参加いたしました。
2020年12月、シグマ代表の阪本行政書士が、ドラレコ動画を使った事故防止セミナーで有名な上西一美先生のセミナーに参加する機会をいただきました。
上西一美先生のプロフィール
上西先生はドライブレコーダー映像を使ったセミナーを提言され、全国で年間400回以上のセミナーに登壇される交通事故防止コンサルタントとして活躍されていらっしゃいます。
TwitterやYouTubeでも活躍されている専門家ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
上西先生Twitter
上西先生の事故防止セミナー
今回、阪本が参加させていただいたのは、バス事業・ハイヤー事業を経営されている旅客運送事業者様での社内研修会となります。
午前中はドライバー向けの研修会、午後は管理者向けの研修会の2つの研修会を見学させていtだきました。研修会の時間は、どちらの研修会もそれぞれ1時間30分です。
ドライバー向け研修会
午前中のドライバー向けの研修会では、「ドライブレコーダーからわかる事故防止に必要なたった1つのポイント」と題して、事故発生時のドラレコ動画を見ながら、上西先生がポイントを解説していく内容でした。
研修で取り上げられた事故動画は、安全運転を心がけていても誰でも当事者になりうる事故ばかりでしたので、自分事として受け入れられる内容でした。
管理者向け研修会
そして、午後の管理者向けの研修会は、「管理者が知っておきたい交通事故防止のポイント」と題して、ドライバー向けの研修会と同様に、事故発生時の動画に対して上西先生がポイントを解説していく流れで進行していきました。
管理者向けの研修会では、事故防止の観点はもちろんですが、管理者が何をどのようにドライバーへ伝えれば交通事故をなくせるのか、管理者からドライバーへの指導のポイントを、具体的に示されているのが、ドライバー向け研修会との大きな違いです。
研修会の感想
ドライバー向け・管理者向けの研修会で、教材として紹介される事故動画は、トラック・路線バス・タクシーと様々な車両の交通事故動画がありました。
今回の社内研修会は、旅客運送事業者様で開催されたものなので、トラックの事故動画を紹介しても受講者の方には実感がわかないのではと感じていたのですが、そうではないそうです。
また、自動車の運転は、認知→判断→動作のサイクルで成り立っているということをご存知の方は多いと思いますが、事故の原因となるヒューマンエラーは車種を問わないということも様々な車両の交通事故動画を紹介する理由のようです。
その他にも、人身事故の場合、「タクシーなどのボンネットのある車種の場合は、人と衝突した場合、そのボンネットが衝撃を吸収して、被害を最小限に食い止めることができる場合がある」一方で、「ボンネットが存在しないトラックやバスの場合は、衝撃がそのまま人に加わるため、被害が大きくなることが多い」など、交通事故に関する知識についてのお話もありました。
上西先生は、このような内容を、様々な車種の動画を取り上げることで、出席者にわかりやすく伝えられていました。
ドライバー向け、管理者向けの研修とも、受講者がすぐに行動に移すことができる内容が具体的に示されているのが上西先生の研修の特徴です。
ドライバーはなぜ速度を守らなければいけないのか。管理者はドライバーに速度を守るように指導しなければいけないのか。その本質が腹落ちしました。
終わりに
既にドラレコ動画を使ってKY(危険予知)活動を行われている運送事業者様は、その動画でドライバーに何を伝えたいか考えられていますか?
その動画は、ドライバーが自分事として思える内容でしょうか?
ただ動画をドライバーへ見せるだけではKY活動の効果は小さいです。
「どのようにすれば交通事故を無くせるのか」とお悩みの運送事業者様は、上西先生を講師として招聘した社内研修会を開催されてみてはいかがでしょうか。
週刊KYT
研修会ではなく、もっと頻度をあげてKY活動を実施されたい運送事業者様は、実際のドラレコ事故映像を使用した教材配信サービス『週刊KYT』を利用する方法もあります。
事故惹起者向け研修
事故惹起者に対して重点的にKY活動を実施されたい運送事業者様は、LINEを使った『事故惹起研修』の利用もご検討ください。
『週刊KYT』『事故惹起研修』のどちらも、上西先生が代表を務められている株式会社ディクリエイト様が提供しているKY活動を支援するツールですので、上西先生への講師依頼や、ご紹介した上記2つのKY活動支援ツールの詳細やお申込みといったお問い合せは、ディクリエイト様へ直接お願いいたします。
お問い合せをしていただく際は、「行政書士法人シグマのホームページを見て」とお伝えください。
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