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シグマ起業トーク vol.1 : 株式会社誠裕フリート様

行政書士法人シグマで運送業(一般貨物自動車運送事業)許可のお手伝いをさせていただいたお客様をご紹介するシグマ起業トークの第1回は、神奈川県横浜市で一般貨物自動車運送事業の経営許可を取得された株式会社誠裕フリート様をご紹介します。

今回は、株式会社誠裕フリート代表取締役の金井様に、シグマ代表の阪本がお話を伺いました。

(取材、撮影:令和元年7月19日)

株式会社誠裕フリート様のご紹介

株式会社誠裕フリート様は、横浜港での海上コンテナ輸送に特化された運送事業を営まれています。

誠裕フリート様は、自車運行を主体とした「安全」「確実」な輸送品質の確保と、いざという時にも対応できる手厚いフォロー/バックアップ体制を構築されている運送会社さんです。

荷主さんが困ったときににこそ役立つ輸送会社であろうと心掛けて日々運行をされていらっしゃいます。

本牧ふ頭と南本牧ふ頭に挟まれた、横浜市中区錦町を拠点に事業を展開する株式会社誠裕フリートの金井誠様にお話を伺いました。

2人は車の両輪

シグマ阪本(以下「阪本」): 本日はよろしくお願いします。

誠裕フリート金井様(以下「金井様」): よろしくお願いします。

阪本: まずは今回起業に至った経緯についてお聞かせいただけますか?

金井様: 元々は私と弊社取締役運輸部長の田中裕之が同じ物流会社におりまして、その時代に事業を立ち上げてみようかという話になったのがきっかけです。

田中がドライバーで、私が乙仲出身(編者注:「乙仲(おつなか)」=海運貨物取扱業者)ということで、車の両輪のように、2人でやればビジネスになるよねということを話していました。

我々2人はずっとサラリーマンだったので、起業のことも何もわからないということで、そこから税理士さんに相談しながら会社を設立したのが約1年前の2018年6月14日です。

会社はできたけど許認可に関しては税理士さんは専門外ということで、オススメの行政書士を紹介しますよということでシグマさんとご縁をいただきました。

阪本: 事業としては海上コンテナ輸送に特化してるということですよね?

金井様: そうですね。

阪本: 拠点を横浜においた理由というのは何かありますか?

金井様: 田中が元々横浜でドライバーをしていたので、非常に地理に明るいという点がまずありました。

東京という選択肢もあったのですが、いま混雑が激しすぎて溢れかえってしまっているということで、物流をやろうとしても効率よく回せない状態なので選択肢から外しました。

今後は貨物量が、横浜港、川崎港、千葉港などに分散されると思いますので、その中から市場の規模や仕事の流れを考えて横浜を選んだというところです。

阪本: 「誠裕フリート」という会社名というのはどういう意味でつけられたんですか?

金井様: さきほどもお話したように、私と田中で車の両輪のようにというコンセプトがありましたので、それぞれの名前から私の「誠」と田中の「裕」をくっつけてという単純な(笑)

フリートというのはもともとは艦隊という意味なんですが、そこから転じてトラックや船舶の集まりのことを指すということで社名に入れました。

阪本: 「誠裕」と「フリート」はどちらが先に決まったんですか?

金井様: たぶん「誠裕」だったんじゃないかと思います。

そこになにか加えようということになって、「ロジスティクス」であるとか、「運輸」とか「運送」とか色々と考えたんですが、今ひとつパッとしなくて、そのときに「フリート」というのを思いついて、他にもそれほど使われていないし、これでいいんじゃないかということになったんです。

良い場所に本社と営業所を構えることができました

阪本: なるほど。錦町という本店の場所にもこだわりがあるように感じられるのですが、その点はいかがですか?

金井様: そうですね。この場所は、港にも近いですし、ちょうど本牧ふ頭から南本牧ふ頭に抜ける主要な幹線道路沿いというのが選んだ理由です。

最近ではなかなか良い場所がみつけにくいというのがありますので、この錦町に構えられたのは良い拠点になっていると思います。

阪本: 他にも事務所の候補物件を見て回ったのですか?

金井様: 5~6ヶ所は見ましたね。

大黒ふ頭も見ましたが、良い物流施設があってすごく綺麗なんですけど、その分賃料が高すぎました。

他には山下ふ頭も見ました。ちょうど再開発をしているので、倉庫を崩して新しい施設を作ったりしていて、いつ追い出されてしまうかわからないからやめておこうと。

それと比較すると、ここは車庫も近くに借りられましたしラッキーでした。

阪本: 会社のロゴマークは元々何かイメージを持っていたんですか?

金井様: 私は業界に入る前から、物流の中でも海上貨物の仕事をしたかったのですが、だいたい海運業者さんは旗のマークを使ってるんですね。

そこから大海原を航海していくような、旗がたなびいているイメージと、何台もの車両や船舶が規律正しく走っていくイメージとして4本線を使ってロゴをデザインしました。

色については、白いヘッドに会社のロゴを入れたときをイメージして、清潔感やクリーンさを表現できるようにブルーとオレンジを使いました。

パズルのピースが良いタイミングではまっていった

阪本: ここからは、シグマをご利用された感想をお聞きしたいのですが、税理士法人さんのオフィスで初めてお会いしたのが2018年5月30日で、その年の8月末に申請、9月に法令試験があり、年内に許可が出るか出ないか、というお話をしていたら車庫で想定外の障害が起きたりと、なかなかハードな申請だったと思います。その当時を今振り返ってみて、いかがでしょうか?

金井様: そうですね。設立も許可申請も、インターネットで調べて漠然と「こういうものだ」という認識はあっても、何をどう書いてどう申請するかまではわからなかったので、

これはもう専門家に導いてもらってやるしかないなというのがありました。

阪本: たしかに許認可申請はパズルを組み立てるようなもので、いろいろなピースを正しく組み立てないといけないので、難しい面はありますよね。今回は税理士事務所のご担当者の方々も含めてチームでパズルを組み立てることに成功しましたね。。

金井様: 今振り返ると、融資も含めてパズルのピースひとつひとつがきっちり良いタイミングではまったなというのがあって、その中で各方面の専門家にパズルのピースを用意してもらって、私どもはそれに乗っかっていったら滞りなく申請まで持っていってくださって、やはりそうやって専門家にリードしてもらったのが結果的にスムーズに進んだ要因だな、と1年経ってみてしみじみと感じています。

阪本: 運送業の許可申請の山場のひとつとして役員法令試験があったと思いますが、プレッシャーはありましたか?

金井様: プレッシャーは凄くありました。

2回受けられると言っても、1回落ちてしまうとその分スケジュールがずれるというのもありますし、2回目になるともっとプレッシャーがかかるでしょうし。

阪本: では試験勉強はかなりやられたんですか?

金井様: やりました。ガッツリやりましたね。シグマさんからいただいたテキストを読んで過去問を何回も解きまくりました。

ありがたかったのが、「このエリアだとこの問題が必ず出ます。」とか、「これはそうでもない。過去何年で3回しか出てない。」というような情報ですね。

そのような感じで傾向と対策もしっかり把握してとことんやったので、たぶん満点だと思います。

阪本: 素晴らしいですね。役員法令試験が終わってそこから審査に入り、関東運輸局の最終決裁の場で、車庫について問題があるという連絡が入って・・・。

金井様: そうでしたね。不可抗力といえば不可抗力だったので、待つしかないという状況で、本当に得も言われぬ1ヶ月余りを過ごしましたが、色々とアドバイスをいただいたのもあって、その中でも最短で進んだんじゃないかと思います。

一生ドライバーとして働こうと思ってもらえる会社に

阪本: 最後の質問になるのですが、誠裕フリートさんを将来的にどのような運送会社にしていきたいというイメージはお持ちですか?

金井様: そうですね。私は牽引という特殊な免許を持ってるドライバーさんたちというのは、ある種の職人集団だと思ってるのですが、それにしては賃金的な面や労働環境なども含めて労働条件があまり恵まれた境遇ではなかったと思っています。

ここにきてドライバー不足が叫ばれているということもありますし、賃金面だけでなく、仕事内容であるとか社内の雰囲気なども全体を見直して、ドライバーたちが「誠裕フリートだったら一生ドライバーとして無事故無違反で頑張ろう」と思ってもらえて健康的に働ける会社にしていきたいです。

そのためにもあまりむやみに車両の台数を増やしていこくというよりは、まずは、10人10台の規模にすることを目標しています。

阪本: 今日はお忙しい中、お話を聞かせていただいてありがとうございました。

金井様: ありがとうございました。

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