ジャパントラックショー2018
日本最大のトラック関連業界の展示会「ジャパントラックショー2018」がパシフィコ横浜にて開催されました。
5月10日から5月12日までの3日間の来場者数は51,744名、今年も多くの方が来場されたようです。
シグマでは、代表の阪本が初日に見学に行きました。
展示では、運送業界のイメージアップを変えていくためにドレスアップされた車両の展示や、省力化のためにドライバー1人でより多くの貨物を運ぶことができるシャーシの展示などが行われておりました。
また、運行指示書の作成をクラウド上で作成することで、運行管理者の負担軽減をすることができるシステムのデモンストレーションや、今や安全運行に必要不可欠な車載カメラの展示や、DPF装置関連の展示も多かった印象を受けました。
トラックショーではトラック関連メーカーの展示の他、多くのセミナーが開催されています。
私は、人材採用・定着に関連するセミナーを集中的に受講してきました。
運送業界では、ドライバーの高齢化が急速に進んでおり、若年者と女性ドライバーをどのようにして増やしていくかが、課題となっています。トラック運送業の働き方改革を進めていかないと、日本の物流の担い手がいなくなってしまいます。
このような厳しい環境でも、急成長している事業者さんも中にはいらっしゃいます。
急成長した運送会社さんは、社長をはじめ経営者層が勉強されている印象を受けました。その結果、経費削減、キャッシュフロー改善、社員教育や福利厚生制度の充実などといった、様々な工夫をされていらっしゃいます。
また、行政側は、自動車運送業の労働生産性向上を阻害する荷主に対して協力を促すために荷主勧告制度の運用見直しなど、運送事業者さんが、省力化・効率化できる環境整備に取り組んでいます。
今年のトラックショーを振り返ると、個人的には、門型洗車機などの洗車機の展示が充実していると感じました。
昨今は、ドライバーの拘束時間の長時間化が問題となっており、車両の整備や洗車といった、運送に付随する業務の効率化が重要になってきていると思います。また、自動車に興味を持たないドライバーには、洗車業務が負担になっていると耳にしています。
洗車業務を効率化・省力化するためには、社外のガソリンスタンドでの洗車するのではなく、自社の車庫での洗車が良いでしょう。車庫での洗車が短時間に、そしてドライバーに負担をかけずに行うためには、高性能の洗車機の設置が望ましいです。
とはいえ、門型洗車機を設置できればよいのですが、リースで導入するにも高額な費用がかかってしまいます。ドライバーの労働時間短縮と負担軽減のために洗車機導入をする事業者さんには、助成金・補助金を受けられるような制度ができることを願っています。
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